Attention!
Please switch from an alien registration to a residence card by July 8, 2015.
先週の金曜日は「行政書士申請取次事務研修会」で丸一日、砂防会館という施設にこもっていました。
「申請を取り次ぐ事務の研修、ということは行政書士の資格内資格みたいなもの?」
とおっしゃるあなた。
素晴らしい洞察力です。
その通りです。
研修を受けたのは外国人の方を対象とした国際業務に不可欠なピンクカードを手に入れるためです。
念のため補足しておくと、「申請取次行政書士」とは、出入国管理に関する一定の研修を受けた行政書士で、申請人に代わって申請書等を提出することが認められた行政書士です(日本行政書士会連合会HP)。
そして、ピンクカードとは「申請取次行政書士であることを証明する届出証明書」の通称で、ピンク色の名刺サイズのカードです。
「おいおい、去年もそんなこと言ってなかったっけ?」
とおっしゃるあなた。
驚くべき記憶力です。
ですが、ひとまず置いておいていただきたい。
【参照】
さて、今回は4月1日からスタートする改正入管法にも触れられていましたが、詳しい研修内容については他所に譲ります。
ただ、1つだけ大事なことをアナウンスしておくと、中長期在留者の外国人の方のための「在留カードの切替え」の期限が迫っています。
概要は下記のとおりです。
いつまでに? |
2015年7月8日まで(16歳以上の永住者の方) ※在留資格や年齢によって異なります |
どこで? | 地方入国管理官署 |
お金は? | 無料 |
時間は? | 即日交付が原則 |
切り替えないとどうなるの? | 罰則があり、退去強制事由になる恐れがあります |
無料で即日交付が原則です。
反面、ペナルティが厳しいです。
うっかりしていると、今ある生活を失ってしまいます。
自分のため家族のため仕事のため、忘れずに切り替えましょう。
このすきに本当のことをこっそり申し上げますと、今回の研修を受けたのは、前回の研修を受けてから1年間の登録期間を経過してしまい、また最初からやり直しになったためなのです。
せっかくだからお昼のお弁当を堪能しつつ、近くの席の受講生と情報交換してきました。
転んでもタダでは起きません。